令和2年11月13日
地元の特産品を学ぶ
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当JA管内の九度山町立九度山小学校3年生21人が、同町の中谷裕一さんの柿園地で地域特産品である柿の学習会と収穫を体験しました。
これは柿生産者と当JA営農課が連携し、食農教育の一環として実施している柿学習です。
同校では、総合的な学習の時間を戦国武将の真田幸村ゆかりの地に関連付けた「真田タイム」と名付け、「九度山の町自慢」をテーマに地元の特産品などを勉強する機会としています。
この日は、中谷さんが柿の成育状況や品種の違い、摘蕾、摘果、剪定作業の必要性などを児童らに説明し、「将来、柿作りの先生(営農指導員)になってほしい」と呼び掛けました。
その後、JA営農指導員のもと児童らは園地で旬の富有柿の収穫体験を行い、園地一面に実った柿を前に一番赤くて大きな柿を収穫しようと楽しそうに園地を駆け回っていました。
同月18日には、真田タイムの一環で当JAマルい選果場の見学会を実施し、荷受けされた柿が出荷されるまでの一連の流れを実際の現場で学びました。
当JA営農指導員の井上さんは、「地元九度山の特産品に触れ、柿に親しみをもってほしい」と話しました。