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◆◆これで柿渋がぬけるかな??◆◆
伊都地方の特産品である柿に興味を持ってもらおうと、和歌山県伊都地方農業振興協議会が、
振興局、市町村、農業共済、JAと協力して地元の小学校で柿の渋抜き体験学習を行っています。
今年は県内22校、県外1校の小学校を訪問し、柿の渋抜きやつるし柿体験といった食育活動をとおして
「柿の魅力の周知と、消費拡大につなげる」予定です。
この活動は今年で14年目。
今年の第一校目として17日、橋本市立紀見小学校の3年生が、渋抜きに挑戦です。
児童たちは渋柿のヘタ部分に酒をつけ、密閉したビニール袋の中で5~7日おくという方法で
渋抜きを行いました。
児童たちは自身で酒につけた2個の渋柿を家に持ち帰り、脱渋の様子を観察することになります。
柿が栽培され、選果場で選別を受けて出荷されるまでをクイズを交えながら学んだ児童たちからは
「柿の花を始めてみた」「機械が柿の色や傷をより分けることができるとは知らなかった」など、
驚きの声が上がりました。
和歌山県2013年の柿の生産量は約4.8万トンで全国1位。
伊都地方(橋本市・かつらぎ町・九度山町)だけで県内の約68%占めていることになります(同協議会調べ)。
★★こんなに大きく育ったよ★★
伊都郡九度山町にある社会福祉法人 顕陽会 九度山保育所で9月30日、
バケツ稲の刈取り作業が行われ、園児たちは用意された鎌を手に初めての稲刈りを体験しました。
JA紀北かわかみ営農課と連携して行われている九度山保育園でのバケツ稲栽培も今年で7年目。
バケツ稲栽培は園児らが楽しみにしている行事の一つで、日本人の主食となる米の栽培に触れ、
食の楽しさや大切さを伝えていく食育の一環として行われています。
6月9日にモミ蒔きが行われた稲が園児たちの手で丁寧に刈り取られました。
丁寧に束ねられ稲は、数日間自然乾燥させたあと、ボールを使ってもみすりが行われ、
収穫された米は園児たちがおにぎりにして食べることになります。
◆◆担い手塾で摘葉講習会開催◆◆
9月4日、JA紀北かわかみ営農課による『担い手塾』が行われました。
営農課では、昨年度まで15期にわたって、次世代の農業の担い手の育成を最重点に置き、
農業の基礎知識や栽培技術の習得を行うため、多様な品目の栽培時期に合わせた講義と、
園地での実習を行う『農業塾』を開校してきましたが、今年度から講義を専門的な内容に変更し、
新たに『担い手塾』と塾名を変えて開講しています。
塾生は柿収穫前作業の講義の後、かつらぎ町大谷にある刀根早生柿の園地で、柿の摘葉実習を
行いました。
園地では柿果実近くの葉を2~3枚摘むことで、着色を促進することができるなどの詳しい説明と
指導が営農指導員によって行われました。
同JA管内でも農業の担い手の育成が大きな課題となっており、担い手塾に期待がかかっている。
◆◆極早生たねなし柿の出荷目揃え会開催◆◆
9月3日、極早生たねなし柿の出荷を前にJA紀北かわかみマルい選果場(九度山町九度山)で、
各選果場の販売委員・販売担当者・営農指導員らを対象に、目揃え会が開催されました。
集まった担当者らは着色や等級等についての出荷基準を果実サンプルを使いながら再確認し、
基準の統一・徹底が図られました。
目揃え会では、採果や選果時の注意点が説明され、生産日誌の提出や家庭選別の徹底、
収穫後及び搬送時の温度上昇の防止対策等が説明され、高品質果実の出荷が呼びかけられました。
★★秋の味覚をパクリ★★
9月3日、梨の収穫シーズン最盛期を迎え、JA紀北かわかみの営農課が、管内にある
観光農園「坂田農園」(かつらぎ町東渋田)でかつらぎ町立妙寺小学校3年の児童61人を対象に
梨狩り体験と『食』の講習を行いました。
「坂田農園」で栽培されている品種は主に、果皮が茶色くシャリシャリした食感のある品種「豊水」。
今年の梨は梅雨どきの少雨で小玉傾向にあったが、8月に入ると順調に生育し、例年通りの大きさで
甘いものになりました。
児童は園主の坂田純一さんから収穫時の果実の取扱いや食べ頃の果実の選び方を学び、
樹に実った梨を丁寧にもぎとっては次々にほおばりました。
また、同JAの営農指導員が地元で収穫される果物の種類や栄養・効能についての説明をした後、
「食べ物に感謝して、毎日の『食』を大切にしてください」と呼びかけました。
梨狩り体験はJAバンク食農教育活動の一環として、営農課が毎年行っています。
キウイ生産者の相互園地巡回を実施しました。
かつらぎ町ではキウイフルーツのヘイワードが約8ha栽培されており、約173tを出
荷しています。
8月下旬、かつらぎ町のキウイフルーツ研究会では生産者の相互園地巡回を実施
しました。生産者は生育状況や新梢管理状況を確認し、管理方法や栽培技術などの
意見交換を行いました。
今後、仕上げ摘果やかん水などの作業を行い、11月上旬に収穫します。
◆◆各地で紀の川柿講習会スタート◆◆
JA紀北かわかみ管内で紀の川柿の生産対策講習会が開催され、袋掛けの方法や
処理対象樹と果実の選定基準などが説明されました。
紀の川柿は品種名ではなく、刀根早生柿・平核無柿といった渋柿を木になったまま
脱渋する方法で栽培したものです。
見た目や味が違うため、区別してこう呼ばれています。
栽培方法は、柿が色づき始める前に、柿ごとに固形アルコールの入ったビニール袋を被せ、
そのまま約48時間おき、その後、袋の下半分を切り取り、柿が色づくのを待ち収穫します。
通常の渋柿は収穫後に脱渋庫に入れて渋を抜くことになりますが、紀の川柿の場合は
樹上でじっくりと完熟させるので、より甘味が強く、鮮やかで色の濃い果肉になります。
また、柿を切った時に黒砂糖が入ったような果肉になるのが大きな特徴です。
紀の川柿は完成までに手間暇がかかるので、流通量が少なく、希少な柿として人気があります。
講習会では同JAの営農指導員が実際に袋かけを行い、収穫期に2L以上となることが
見込まれる果実の選び方などを指導しました。
また、今年は果樹カメムシ類の発生が多いとして、園地への飛来が確認された場合は、
速やかに薬剤防除するよう呼びかけが行われました。
◆◆高品質な甘熟富有柿生産を目指して◆◆
8月11日、JA紀北かわかみ甘熟富有柿部会が、九度山町広良にある柿園地で最高品質の
甘熟富有柿生産を目指して、袋かけ講習会を開催しました。
平成22年に甘熟富有柿の生産振興とブランド確立のため発足した甘熟富有柿部会では、
富有柿本来の色並びに食味を発揮した「甘熟富有柿」を12月上中旬に出荷しています。
甘熟富有柿は、1本の柿木の約2割に袋掛けを行い収穫時期を遅らせることによって、
雨・風・寒さから果実を守りながら栽培されます。
平成18年に、九度山町にあるマルい選果場では非破壊糖度センサー選果機が導入され、
糖度向上も生産目標となりました。
そんな中、個性化商品である甘熟富有柿の生産者から「高糖度の価値を付けることで日本一の
最高級柿を作りたい」という声が上がり、甘熟富有柿のブランド品作りの取り組みが始まりました。
平成22年に初めて基準を充たした甘熟富有柿(カラーチャート5以上、最低糖度15.5、2L以上)を
出荷し、平成23年からは甘熟富有柿の中でもとくに形・色づきが良く、糖度18以上の特秀品を厳選して
甘熟富有柿「夢」(カラーチャート8以上、糖度18以上)として大阪市場へ出荷しています。
昨年の甘熟富有柿生産量は約12トン。うち甘熟富有柿「夢」は147ケース(2.6キロ箱)。
中谷裕一部会長は「昨年生産量150パーセント増を目指し、九度山の高品質な富有柿の味を
全国の消費者に堪能してもらいたい」と熱く語ります。
☆☆見て・聞いて・さわってね。地元の特産品を学ぼう☆☆
7月15日、JA紀北かわかみ管内にある九度山町立九度山小学校の生徒が
地域の特産品である富有柿についての学習を行いました。
同小学校では、地元ゆかりの戦国武将・真田幸村にちなみ、総合学習の時間を
「真田タイム」と名づけて地元の特産品などを学んでいます。
毎年、真田タイムの富有柿学習では九度山町在住の中谷裕一さんと
JAの営農指導員が講師を務め、実際に柿園地に出て柿の成育状況や品種の
特徴について指導しています。
生徒は渋柿と甘柿の違いや、なぜ九度山町で柿の生産が多いのかなど、
前もって考えてきた質問を積極的に投げかけました。
秋には富有柿の収穫体験と、同JAのマルい選果場の見学も行われることになっています。
◇◆営農◆◇ 中晩柑の摘果講習会を開催しました
(7月7日~10日)
営農課では、八朔、不知火、はるみなど中晩柑生産者を対象に摘果講習会を開催
しました。
中晩柑は摘果が足りないと、小玉になったり、糖度が上がりにくかったりするだけで
なく、樹そのものが弱る原因となるので、早期の摘果が非常に重要です。
講習会では営農指導員が、残す果実と落とす果実の見極め方や、果実をならす位
置、品種特性について説明しました。柿栽培が中心の参加者が多く、落葉果樹との
違いについて質問していました。
◆◆水稲・中生の良食味品種「きぬむすめ」
特性と栽培のポイント講習会開催◆◆
日 時 : 平成26年 7月28日(月) 13:30~
場 所 : JA紀北かわかみ 信太グリーン店(橋本市高野口町上中23-1)
夏場の高温により、水稲の品質低下が問題となっている為、高温でも品質が安定しやすい
品種として和歌山県の奨励品種となり、導入が進んでいます。
【品種特性】
1)早晩性 出穂期は「日本晴」より2日遅く、成熟期は「日本晴」より1日遅い中生品種である。
2)草姿 稈長は「日本晴」と同等かやや長く、穂長は短い。穂数は「日本晴」よりもやや少ないが、
着粒密度はやや密である。
3)収量性 「日本晴」と同等程度と考えられる。
4)玄米特性 玄米千粒重は「日本晴」に[比べてやや小さい。
玄米は心白等を多少生じるが、光沢があり、「日本晴」よりも外観品質に優れる。
5)耐病性 葉いもち、穂いもち、紋枯病に対する抵抗性は「日本晴」と同等の“中”。]
縞葉枯病に対しては罹病性である。
6)食味性 飯米は光沢があり外観が良い。また粘りが強く食味は「ヒノヒカリ」と同等以上である。
※キヌヒカリとの食べ比べも予定しています。 ※先行投資事業による種子への一部助成があります。
詳しい内容のお問い合わせは、JA本店 営農課(0736-43-2555)までお問い合わせください。
◆◆やっちょん広場直営農場産の野菜を販売中◆◆
JA紀北かわかみ営農課では、耕作放棄地の有効利用と農地保全に積極的に取り組んでいます。
昨年からは農地利用集積円滑化事業により借り受けた、農地での野菜類・果物類の
栽培も始まり、今年からビニールハウスで栽培された水ナスとこどもピーマンの販売が
やっちょん広場で行われました。
店頭で水ナスとこどもピーマンの試食販売も行われました。
◆◆各選果場で白鳳・嶺鳳の目揃い会を開催◆◆
7月3日、JA紀北かわかみ管内にある各選果場で白鳳・嶺鳳の目揃い会が開催され、
出荷基準の統一が図られました。
目揃え会では出荷を前に、JA紀北かわかみが定める桃審査基準を適用し、
市販用、2級品、別口、加工用の荷受規格等の確認が行われました。
また、桃は熟度の進みが早い果物なので、こまめな採果と未熟果・過熟果の扱い、
採果後の高温・日焼け対策の徹底等も呼びかけられました。
◆◆やっちょん広場直営農場で収穫中◆◆
JA紀北かわかみ営農課では、耕作放棄地の有効利用と農地保全に積極的に取り組んでいます。
昨年からは農地利用集積円滑化事業により借り受けた、農地での野菜類・果物類の
栽培も始まりまっています。
4月1日にはかつらぎ町大谷にある農地10アールにビニールハウス2棟(76メートル×6.6メートル)
を新たに借り受け、被覆を行いました。
4月21日には植えつけられた水ナスとこどもピーマンの集荷が6月下旬から収穫・出荷が始まりました。
毎日、記録簿をつけハウス内温度管理・灌水時間管理も行いました。
ハウス内温度が40℃を超える日もある中、頑張って育てた野菜たちはファーマーズマーケット
やっちょん広場に出荷されています。